Musubi×Networking
結ぶ・つながる・その先へ
私たち商工会議所青年部(以下、YEG)会員の多くは、地域の未来を担う青年経済人として、
日々の事業に励み、家庭を守りながら、その貴重な時間の中で志を持って YEG活動に取り組んでいます。
しかしながら、近年では活動への参加率は減少傾向にあり、会員一人ひとりが YEG 活動で得られるはずのものを十分に実感できていないことが、その大きな要因であると考えます。
私は神社の家系に生まれ、現在は一社の宮司としてその責務を果たし、神明に奉仕しております。
神道には「神社は神の鎮まる場であると同時に、人々が交わる場でもある」という考えがあります。
古来より日本人は社(やしろ)に集い、神に感謝と祈りを捧げ、祭事を通じて心を通わせてきました。
神社は、単なる宗教的空間にとどまらず、人と人とが顔を合わせ、言葉を交わし、互いを思いやることで絆を深め、地域共同体を形づくる重要な拠点でもあったのです。
まさに、社で会うことにより社会が生まれ、生活・文化・経済は守られ、発展してきたのです。
YEG 活動もまた現代における社の役割を担うものだと考えます。会員が集い、語り合い、支え合いの中で生まれる交流は、互いを高め合う原動力となり、その結束は自社の成長を加速させ、地域とビジネスを動かす大きな力へと変わっていきます。
私自身も、平成 30 年に入会以来、7 年間の歩みの中で「人脈こそ最大の財産」であることを強く実感しました。出会いから学びが生まれ、学び合うことで成長が促され、成長によって新たな挑戦が可能となる。この連鎖こそ、YEG 活動によって体現される「結びの力」であります。貴重な時間を YEG に預けていただくからこそ、全ての会員に熱意を持って活動に向き合っていただき、その魅力を職場や家庭に伝え、結びの力で得た人脈を活かして新たなビジネスチャンスをつかみ取ってほしいと願います。
<対内強化>
会員同士の信頼や結束を深め、情報共有や事業における知見交換を活発に行う場を設けます。
互いの事業を理解し合い、相互発展の糸口や手法を学び合うことで、「結ぶ意識」をより強く育てます。
さらには、学びの場として研修活動を展開し、研鑽と成長の機会を提供します。また新たな仲間を迎え入れることで、組織力をより強固なものとし、主体的に参加できる環境を整備します。
<対外交流>
単会の枠を超え、他単会や他団体との交流を広げます。多様な団体と関わることで新たな人脈を築き、異なる視点や知見を吸収し、自社の発展へと結びます。また交流を通じて地域課題を共有し、解決に向けた意見交換や情報整理を行うことで、政策提言の準備を進める段階と位置付け、社会経済に YEG としての提言を「未来へ結ぶ」第一歩にします。
<地域還元>
YEG の活動で培った力を地域社会に還元し、地域経済の活性化に寄与します。地域のイベントや事業に積極的に参画し、信頼と期待に応えることで、自社ブランドの向上と地域貢献を両立させます。さらに会員同士が一つの目標に向かって協力することで「結びの輪」が広がり、その輪をビジネスへとつなげ、会員拡充にも取り組みます。これにより組織の基盤と信頼をより一層強固なものとします。
<総務広報>
組織の円滑な運営を支え、YEG の基盤を守る重要な役割を担います。同時に的確で魅力ある広報活動を展開し、YEG の意義や価値を内外に発信していきます。これにより活動への理解を深め、対外的な信頼を高めるとともに、会員拡大への流れを生み出します。基盤強化と会員拡大の両輪をもって YEG全体の「結ぶ力」をさらに高めます。
<むすびに>
YEG の真の力は、会員一人ひとりの主体的な参加と熱意によってこそ発揮されます。社は人々の想いを結び、未来へとつなぎ、祈りとともに多くの文化や絆を生み出してきました。その精神は、今も私たちの活動の中に息づいています。YEG で生まれた「結び」は、地域とビジネスの未来を創造し、新たな時代を切り拓く力となるでしょう。
社が人と人を結び、未来へつながる社会を築いてきたように、
私たちもまた、「結ぶ・つながる・その先へ」と歩み進めていきます。